薬学生の皆さん、就職活動の進捗はいかがですか?

面接や人事面談では、緊張していつもの自分を出せない・・・
なんて方もいるんじゃないでしょうか。

今回は、現職採用担当の方に学生さんが面接で陥りがちな失敗例を伺いました!

「やりたい仕事」の前に「なりたい姿」を。

面接では必ず聞かれる志望動機。
多くの学生さんは「会社に入ってやりたい仕事」を語ってくれるそう。

しかし、仕事とはある意味、自己実現の手段です。
手段を目的としてしまうと、動機としては弱くなってしまうもの。

その仕事を通して、どんな自分になりたいか。

自己分析はそこまで掘り下げてこそ意味があるとのことです!

過去の成功体験を聞くのは、その人の考え方を知りたいから。

同じく面接で頻出する質問である、過去の成功体験。

実はこの質問、「どんな成果をあげたか」はそこまで重視していないそう。

「なぜその経験を“成功”だと捉えているのか」や
「課題解決時にどんなマインドだったか」という考え方の部分をみているとのことです。

世界大会に優勝した、といった輝かしい経験よりも
万年補欠だった時にどんな思考でどんな行動をとったか、などの
人間性が重視されていると思ったほうがよいでしょう。

何よりも大切な基礎。社会人としての礼儀。

いろいろお伝えしてきましたが、面接内容以前に
社会人としての礼儀をあまりにも知らないと、選考の枠から外れてしまいます。

例えば、上座下座を知らない、鞄を椅子の上に置く、
入室時にノックをしないなどの行動はどの年齢の社会人も不快に感じるもの。

少し調べればマナーは学べます。

また、たとえマナー自体は知らなくても、
年上に敬意を持ち、無礼のないようにする意識は持ちましょう。


薬剤師は売り手市場とはいえ、本当に行きたい法人の選考では、
自分の力を出し切り、満足のいくかたちで就活を終えたいですよね。

テクニックは実践してこそ身につくもの。
友達同士や就職課の面接練習で一度模擬面接を行うことをお勧めします!