薬学生のみなさん、こんにちは。
本年も宜しくお願いいたします。

先月、某大学の就職担当の教授とお話しする機会があったのですが、
その時のお話について、記載いたします。

教授はコロナの影響で、オンラインとライブの授業の割合が
以前はオンライン(3):ライブ(7)だったのが、
オンライン(7):ライブ(3)くらいに変わってきており、
学生に就職についてのアドバイスがしにくくなってきたということを嘆かれていました。

教授が学生に会う機会が減っているのはもちろん、
コロナによる不安で、「国家試験に合格してから就職先を考えたい」という学生が増えており、
正しい知識が学生に伝わっているのか心配だ、ということです。

皆さんの周りの様子はどうでしょうか?

確かにコロナの影響で、試験がどのように実施されるのか、
不安な点はあると思います。

5年生の方も、今からそのような不安を抱えている方もいるかもしれませんが、
今勉強していることを実際に活かす仕事の場について、
学生のうちに真剣に考えることは悪いことではありません。

実際、このような状況下でも、2021年は何とか大学内で
就職説明会を実施したいという想いで動いている大学は、昨年より増えているように思います。
(昨年は就職説明会の突然の中止が連続しました)

企業情報を動画で流したり、企業と学生をzoomでつなげようと企画したり、
頑張られているようです。

以前より大学から得られる就職についての情報は、若干少なくなっているかもしれませんが、
それでも正しい知識を薬学生の皆さんに伝えようと企画をしている
大学の就職課の方や、先生が数多くいらっしゃいます。

勉強も大切ですが、ぜひ積極的に情報を集めてみてください。