前回に引き続き、病院分類について、お伝えしていきます。

今回は、《STEP2 さらに細かく。入院料の算定による分類》

診療報酬という言葉はご存じだと思います。

医療機能だけでなく、算定する入院料による分類もあるので、病院分類はややこしくなるんです・・・

一般病棟

一般病棟入院基本料を算定する病棟。

こちらは医療機能でいうと、メインの機能によって「高度急性期」か「急性期」か「回復期」に分類されています。

療養病棟

療養病棟入院基本料を算定する病棟。

こちらは医療機能でいうと、「慢性期」に分類されています。

地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟入院料を算定する病棟。

急性期治療の後、すぐに退院するには不安のある患者に対し、在宅復帰に向けた診療やリハビリを行う病棟です。

これだけだと「回復期」の機能のみのようですが、在宅や介護施設で症状が急に悪くなった患者を受け入れる機能もあり、メインの機能によっては「急性期」に分類されていることもあります。

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する病棟。

「回復期」の中でも、集中的なリハビリテーションを行う病棟です。

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟入院料を算定する病棟。

『ホスピス』と通称されることも。

放射線治療の有無で「急性期」や「慢性期」に分類されています。


やっぱり、ややこしかったですかね・・・

各々の病院で薬剤師の役割や学べることも変わります。

就職活動の際は、ただ「病院志望」というだけでなく、病院の仕組みや分類も踏まえて業界研究を行ってみてはいかがでしょうか?

 

参考:厚生労働省「平成30年度病床機能報告の見直しに向けた議論の整理」
   厚生労働省「地域包括ケア病棟のイメージと要件」

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