就職活動の中での、自己分析の目的とは何でしょうか?
当然、「自分に適した職種の中で、充実した仕事をするため」なのですが、
それを見つけるためには何が必要かというと、
・自分の適正
・なりたい像
というこの2点を理解する必要があります。
「なりたい像」に関しては、前回の記事で記載した通り、イメージが沸かない方は、たくさんの企業のインターンシップに参加されると良いと思います。
では「自分の適正」はどのように見つけるのでしょうか?
実際、この「自分の適正」を理解できず、就職に失敗してしまい、苦しむ学生さんが一定数います。そして、場当たり的な転職を繰り返し、年収や休日といった表面的な内容しか見ないがために、さらに転職を重ねるという悪循環を繰り返すことにも繋がってしまうのです。
自己分析に関する書籍は数多くありますが、どの書籍から読めばよいか迷ってしまう方は、
一旦、自分自身の強みを知ることを重視してみてはどうでしょう?
薬剤師の強みとしては「知識」「コミュニケーション力」だけではなく、いろいろな種類があります。
・アレンジ性
・共感性
・競争性
・指令性
・慎重さ
・責任感
・調和性
・達成欲
・目標志向
など、仕事に必要な様々な強みを人は持っており、個人によってそのバランスは異なってきます。「知識」「コミュニケーション力」以外の自分の強みを、理解できている自信はありますか?面接の際にそれを語れるだけでなく、その強みを仕事で活かせるイメージは湧きますか?
他人に聞くのもいいですし、「強み」というキーワード検索して、書籍を探してみるのもよいかと思います。仕事をする上で必要な強みとは、どんな種類のものがあるのか、まず知ることから始めてみましょう。