現4年生のみなさんは、5年生を間近に控え、インターンシップへの参加を検討し始めている方もいると思います。
今回は、そんな方に向けインターンシップのメリットを解説します。
参加者の声としては、大手企業の内定を複数獲得し、現在フリーランスのWEBライターとして活躍する友人に話を伺いました!
※あくまで筆者友人の体験談なので、すべての企業に共通するものではありません。
そもそもインターンシップとは何か
厚生労働省の資料では、下記のように定義されています。
“ 学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと ”
引用:厚生労働省(インターンシップの推進に当たっての基本的考え方)
このように、インターンシップは本来『就業体験』であるべきです。
薬学生の方とお話しをさせてもらうとき、「店舗見学と何が違うのか」「選考で有利なのか」と質問を頂くこともありますが、それは根本的に違います。
インターンシップの意義
確かに、忙しい薬学生の負担を考え、見学だけで終了するライトなインターンシップも多いです。
また、選考面接時にインターンシップで顔を覚えられていると、有利に働くことはあります。
ただし、売り手市場と言われる薬剤師業界で、選考で有利になるためだけにインターンシップに参加することは、有意義では無いかもしれません。
『実務経験』を通して「企業選びの軸」を決める判断材料にすること
が薬学生のインターンシップ参加の意義ではないかと、筆者は考えます。
薬学生向けインターンシップでは、様々なメニューが用意されています。
例えば実習先では経験できなかった「個人宅への在宅訪問」「東洋医学(漢方や薬膳)」「地域向けイベント」などを実体験で知り、視野を広げることが可能です。
インターンシップ参加者の声
実際にインターンシップに参加した友人は「同種同族の大学の友達とは違う考え方の人たちと知り合えたこと」が大きなメリットだったと語ります。
インターンシップを通して彼女の仕事に対する価値観は変わり、興味のある分野を見つけ、よりその業務を知れる他のインターンシップにも参加したそうです。
そこで経験した内容を、就職活動時にも活かし、第一志望の企業に就職しています。
彼女の場合は一般企業ですが、薬剤師にとっても同じことは言えると思います。
例えば仕事における価値観や優先順位など、いろいろな考え方を吸収できることは大きなメリットですよね。
YACTION!では今後、さまざまな企業の情報も提供していきます。
インターンシップに関する情報もアップ予定なので、引き続き乞うご期待です ♥