【自己分析】病院・薬局・DSどれがいいの？

2020 . 06 . 30 | お役立ち情報

薬学生のみなさんからよくある相談です。

『病院、薬局、ドラッグストア、企業系、どれにすべきか絞れない・・・』

『自分がどこに合っているかわからない・・・』

『見れば見るほど、どこも良く見えてしまって選択肢が広がる一方・・・』

今回は、そんなあなたに一つの考え方をお届け！

自分の【興味】と【特性】から考える、あなたに合った業界選びをお伝えします♪

Ｑ、自分の好きなことはなんですか？

過去をふりかえってみてください。

・自分が夢中になって取り組んでいたこと（勉強・アルバイトなど）

・自分のモチベーションがあがっていたこと

・取り組んでいて楽しかったこと

・周りから評価されていたこと

こんな風に思うこと、どんなことがありましたか？

たくさんあってわからない・・・という方は、

逆に『嫌いなこと』を探してみてください。

各業界で実現できる【興味】は様々です。

一例ですが、自分の好きなこと・嫌いなことを書きだしながら、

下記の中でやりたいことをチェックしてみてください！

業界	各業界で実現できる興味
病院	☐　高度医療に関わり、幅広く経験値を積みたい！
	☐　勉強したことを論文で発表したい！
	☐　専門性を高めて薬剤師としてスキルアップしたい！
薬局	☐　人（患者さん）と深く関わりたい！
	☐　チーム医療に関わりたい！
	☐　色々な役割を経験し、キャリアアップしたい！
ドラッグ	☐　ＯＴＣに関わりたい！
	☐　調剤以外の業務にも関わりたい！
	☐　生活に身近な医療（予防）に関わりたい！
製薬企業	☐　影響力の大きい仕事をしたい！
	☐　医薬品の研究がしたい！
	☐　自分の意見・考えを実現させたい！

Ｑ、自分の特性はなんですか？

こちらも過去を振り返ってみてください。

・自分の得意なこと

・周囲に評価されたこと

・友達の中でも自分の目立っているところ

たくさんあってわからない・・・という方は、

逆に『苦手なこと』を探してみてください。

各業界で求められる【特性（資質）】は様々です。

一例ですが、自分の得意なこと・苦手なことを書きだしながら、

下記の中で自身の資質に合うものをチェックしてみてください！

業界	各業界で求められる資質
病院	☐　協調性	医師や看護師など他職種とのやり取りが多く、それぞれの立場や意見を理解し、チームとして円滑に仕事を進める必要がある。
	☐　慎重性	重症度、緊急度の高い患者が多く、また取り扱う医薬品も多いため、より調剤の慎重性が求められる。
	☐　学習意欲	学会発表や専門・認定薬剤師の資格取得など自主的なスキルアップの姿勢が求められる。
薬局	☐　指導力	管理薬剤師としてチームの統率・指導を求められる。管理薬剤師の立場以外でも、後輩指導など研修の役割をまかされる機会が多い。
	☐　共感力	不調を訴える患者の話を聞き、不安や悩みを軽減することも薬局薬剤師の役割のひとつ。
	☐　問題解決力	在宅医療など薬剤師が単独で患者のケアにあたるケースが増えているため、残場で問題が起きたとき、適切に対処する能力が求められる。
ドラッグ	☐　対応力	薬剤師が商品の品出しやレジ打ちなど、調剤や医薬品販売以外の業務に携わることも多い。多様な業務をこなす対応力が必要。
	☐　学習意欲	新しい商品が次々と登場するＯＴＣ医薬品や、サプリメントの知識を自分で積極的に習得する姿勢が大切。
	☐　社交性	患者に対して交換を持ってもらうように接するのはもちろん、従業員やパートなど様々な立場の人と接する機会が多い。
製薬企業	☐　独自性	医師や薬剤師が抱えている問題に対して、商品の提案内容を組み立て、相手が納得するように意見を通す必要がある。
	☐　タフ	転勤があるほか、営業として目標数字を追うため、精神的にプレッシャーへの耐力が必要となる。
	☐　達成意欲	営業職のため、売上目標の達成が評価につながる。目標に向かって努力する姿勢が求められる。