どの業種に就職をするのか。

就活を行う際に、皆さん悩むポイントですよね。

その上この先、薬剤師の数が飽和になりつつあるという話を聞いた事があるかと思います。

そんな中、どの業種を選ぶか悩みますよね。

業種によって将来性はどうなのか、今から4つの業種について述べていきますので少しでもご参考になれば幸いです。

 

【調剤薬局】

薬剤師の求人については年々減少している傾向にあります。

ですが、調剤薬局で働く薬剤師は年々増えており、有効求人倍率は減少していくと考えられます。

また、薬局事務員のピッキング行為が一部認められる通知が2019年に出たこともあり、将来的に薬剤師が飽和するのではと思うのではないでしょうか。

しかし、その分薬剤師が患者に対しより濃くコミュニケーションがとる事が可能になり、薬剤師としての職能が十分に発揮できるとも言えます。

そして高齢化社会の到来により、在宅医療が広がりを見せています。

薬剤師の能力は在宅医療でこそ充分に発揮でき、患者さんにとっても重要な存在となります。

時代に変化し、スキルを磨いていける薬剤師の方は調剤薬局で働いていても将来は明るいといわれています。

 

【ドラックストア】

近年ドラックストアの薬剤師の需要は高まっております。

店舗数が増えていることや、24時間営業の店舗が多い事もあり、どの企業も人員確保の為、募集が増え続けております。

また、ドラックストアは処方箋やOTC薬だけでなく、日用品や、食品など様々なものを販売しており、調剤報酬改定の影響を受けにくく、安定しているといえるでしょう。

そのため、お給料の面で高い給与を出している募集が多いことも特徴の一つです。

また薬剤師の方は調剤のみを行い、店内での役割分担が増えてきている為、労働環境も整ってきていることからドラッグストアでの将来は明るいといわれています。

 

【病院】

病院薬剤師は、最先端の医療に触れる事もでき、薬学生にはいつの時代も人気の高い業種になります。

専門薬剤師の資格取得条件が整っている環境があるので、スキルアップに繋がり、専門的なスキルや知識を持つことが出来ます。

得たスキルは転職を行う際にも、非常に有利になり、社会での価値は高まるといえます。

また、近年病棟薬剤業務実施加算が新設され、薬剤師の病棟業務が評価されることになり病院での薬剤師数が増え、求人数も増えていくことから、病院での将来は明るいといわれています。

 

【MR】

国の後発医薬品使用促進が後押しになり、後発品のシェア拡大に伴い、新薬が出づらくなってきております。

そして、特許が切れればすぐに後発品に切り替わってしまう時代になりつつあり、後発品をプロモーションしてもほとんど意味をなさず売り上げに結びつかない背景があります。その結果、MRの仕事は徐々に減っていくことが想像できます。

薬価改定による利益率の影響が企業にとっては大きく、不安定といえるのではないでしょうか。今後、市場は厳しくなってくると考えられ、将来は明るいとはいいづらいかもしれません。

 

【総括】

将来、薬剤師として活躍していくために、大切なのがキャリア設計です。

自分の能力を高められる職場へと就職を希望したいという人がほとんどだと思います。

しっかりと未来を見据えた就職活動を行うことが大切になり、

その会社を見極めることが重要になります!!

 

 

どうしよう、もう少し業界について知りたい。

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