薬学生の皆様、こんちには!
今年の8月から新たに導入される地域連携薬局、専門医療機関連携薬局、
そして、処方形態が院内処方一本化に戻ることを想定した病院での勤務等々、
どのような選択をしようかな、、、と決めかねている方が多いのではないでしょうか。
そんな疑問解決のために、それぞれの特徴をまとめました!
【地域連携薬局】
地域医療のために、貢献したい!在宅や連携力を強みとしたい方におすすめです!
具体的な業務内容
→地域の医療機関と情報連携をしながら、在宅療養をサポートします。
入退院時の病院、診療所、介護施設、他薬局などと患者様の情報連携をし、
在宅医療患者などの休日・夜間における調剤体制を構築します。
薬局間では、無菌調剤の共同利用などを促進することから麻薬調剤等にも対応できます。
【専門医療機関連携薬局】
がん治療などのスペシャリストになりたい!専門性を強みとしたい方におすすめです!
具体的な業務内容
→専門的な薬学管理を医療機関と連携して対応する薬局です。
がん等の専門医療機関と情報連携し、治療方針の共有などをします。
また、学会認定等の専門性の高い薬剤師の配置を求められていることから、
豊富な専門的知識習得を目指している方に、おすすめの就職先ではないでしょうか。
【病院】
多種多様な調剤や、チーム医療を学びたい方におすすめです!
(特定機能病院、地域医療支援病院等々)
具体的な業務内容
→院内の多職種間で情報連携し、患者様への服薬指導や訪問診療の同行等を行います。
また、幅広い薬剤知識を現場で身に着けたい方や、
特定の科目のスペシャリストになりたい方などは、向いているかもしれません。
医薬分業が行われる以前は、院内処方が主流でしたが、変化が激しい今日、
医療費削減対策の一環として、以前の院内処方形態が再開するかもしれません。
その際には、病院で身に着けた力が薬剤師としてのアドバンテージになるでしょう。
薬剤師として思い描くビジョンは、どのような姿でしょうか?
・「在宅医療」に強い薬剤師
・専門的な知識のある薬剤師
・幅広い知識をもつ病院薬剤師
これを機に、皆さんのゴールに近づける就職先を探しましょう!