2/1(土)薬学生×企業交流会@札幌を開催しました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
今回は、薬学生60名(5年生36名・4年生24名)の皆様にご参加いただきました!

5年生は就職先候補をしぼる時期に

5年生は、そろそろ就職先候補が具体的になってきている段階。
事業内容や採用条件を比較して、どこを受けようか…絞り込んでいく時期ですね。

どのような企業の印象が残っているのか、
企業交流会当日アンケートをとったところ、
『事業内容に興味がある』という理由が最も多かったです。


これから本格的に企業研究していく皆さんに、
「事業内容の見方」についてポイントをお伝えします。

事業内容を詳しく知るには 

「企業の事業内容を詳しく知りたい!」という方、
今回の企業交流会にご参加いただいた大手企業のように、上場企業の場合、HPから調べることができます。

IR情報」を見たこと、ありますか?

IR(Investor Relations)とは、投資家に対する広報活動のこと。

上場企業は、財務状況・経営状態を投資家に開示する義務があるため、必ず、HPに業績データを掲載しています。
初めて見る方は「難しそう…」と思うかもしれませんが、グラフなどを用いて視覚的にわかりやすくまとめているものも多いです。

事業内容を分析する3つのポイント

数字から事業内容を分析するには、
まず、3つのポイントをおさえることをおススメします。

1.各事業の【売上高】割合

調剤、ドラッグ、介護、コスメ…など、
複数の事業を運営している企業の場合、
「各事業の売上高割合」を見てみましょう。

⇒ どの事業に力を入れているのか分かります

2.各事業の【営業利益】

営業利益とは、売上高からコスト(原価(仕入れ値)、販管費(広告費、人件費等))を引いたもの。

⇒ 各事業の特徴が分かります

例:売上に対して営業利益が高い→利益率が高い事業
     売上に対して営業利益が低い→コストがかかる事業

3.各事業 売上・営業利益の【昨年比】

⇒ 各事業がどのように成長しているか、分かります。
  今後の【企業の方向性】の参考になるので重要です。

また、企業説明会の場では、なかなか「企業の課題」を聞く機会がないですよね。
数字データを見ると、企業が課題としている分野も客観的に知ることができます。

「もっと詳しく事業内容を知りたい」
「安定した企業に行きたい」

という方は、
ぜひ自分の目で客観的なデータも見て判断してみてはいかがでしょうか。

ご参加いただいた法人様


■株式会社ツルハホールディングス様


■ファーマライズホールディングス株式会社様


■株式会社メディカルシステムネットワーク様


■クラフト株式会社様


■サツドラホールディングス株式会社様


■株式会社アインホールディングス様

■社会福祉法人 北海道社会事業協会様


※順不同

(執筆・石川紗友里)