薬学生の体験談をご紹介するこのコーナー。
今回は製薬企業に内定が決まった東邦大学6年・吉田栄子さんを取材しました!

製薬企業を目指したきっかけを教えてください

実は、初めは病院薬剤師になりたい」と思っていたんです。
高校の頃にそう思っていて薬学部を目指していました。

念願の薬学部に入学はできたのですが、
1年のときに、実習で現場を見る機会があって、
自分のイメージとギャップがあることに気付きました

そのときは「目標がなくなった…」という感じで無気力状態でしたね(笑)

2年生になってから、
薬学生連盟という学生団体に所属したんです。

そこで、憧れる先輩に出会ったのですが、
その方がMRを目指して就活されていて、
先輩の話を聞いて「自分もMRになりたい!
思うようになったのがきっかけです。

就職活動はどのように進めましたか?

まず、ネットで情報収集しました。

一般的な就活サイト
・MR目指す人が参考にしているサイト
を先輩から教えてもらって見ていました。

インターンは、夏、冬1回ずつ参加しました。
実習もかぶっていたので何社も参加できなかったのですが、
もっと参加しておけば良かったなと思います…。

夏は3日間のインターンで、
MRの社員の方に1日同行しました。
仕事内容をイメージしやすかったです!

冬はCROのインターンに参加しました。
それまでCROがどんな立場かわからなかったんですけど、
MRとCROの違いを知ることができました。

本腰入れたのは5年生の3月からです。
MR志望の中だと遅い方かもしれません…。

説明会は20社以上参加して、その中で企業を絞って選考を受けました。

3月~4月は、
毎日、説明会・面接・テストセンターの繰り返しで、
スケジュール管理がかなり大変でした。。

▼就活中のスケジュール帳
(就活だけでも忙しいのに、バイトも入れてる吉田さん)

どのような企業に就職したいと考えていましたか?

企業を選ぶ基準は、
・事業内容
・雰囲気
の2つを見ていました。

事業内容は「その会社に未来があるか」を判断するために見ていました。
公開されている官公庁の審査報告書を調べて、
その会社の薬の治験が進んでいるのか、とか。

雰囲気は会社説明会での社員の方々を見て、
自分に合うかどうかを判断していました。

企業はそうやって自分に合うところを絞っていたのですが、
職種について、就活中にガラっと方向性が変わったんです。

MR志望で進めていたのですが、
実は、夏のインターンで「自分は営業職合わないかも」って思ったんです。

そう思いながらもMRで進めていたのですが、
選考している中で開発職が合うんじゃない?」と
企業の方に言われることもあり、方向性を悩んでいました。

就活を始めた頃は「製薬企業=MR」と思っていて、
「開発職」が何をするかも知らなかったんですよね。

「開発職」の内容を知ってからは、
大学で研究している薬事系の内容とも関連があったので、
開発職まで幅を広げて就職活動をするようにしました。

結果、6月頃に、3社の製薬会社から内定を頂くことができました。
MR、CRO、信頼性保証部門と、それぞれで内定を頂けたので、
進路を選ぶことができ、とてもありがたかったです!
4月からは開発職の業務に携われる、信頼性保証部門に進みます。

選考対策はどうしていましたか?

自己分析に力を入れました。
絶対内定の本に沿って自己分析を進めました。

あの本をやりこむことで、
面接で来るたいていの質問には迷わずに答えることができました。

ひとりでやると限界があるので、
友人、先輩、後輩、10人くらいに、自分の長所・短所を聞きました

特に、短所は、
自分では気付いていなかったこと、
自分が無意識に目を向けたくなかったこと、
もあったので、周りの方の意見はとても貴重でした!

▼自己分析ノート
(「絶対内定」の本のコピー、友人から聞いた長所短所)

▼自己分析ノート
(学生時代の振り返り)

就職活動中、つらいことはありましたか?

やっぱり「お祈りメール」はきつかったです。

自分が志望していた企業に
就活仲間と選考を受けて、
自分だけ落ちたときは帰って泣きました。。。

選考が始まったばかりの頃は、
落ちると人格否定されているみたいな気分になっていましたね。

就活を進めていく中で、
面接で自分らしさを出すように意識していたのですが、
そうしたら、落ちても「合わなかった」と割り切れるようになりました。

特に薬学生だと、
調剤やドラッグ志望の学生は選考がきつくないところも多いので、
御社の御の字も言わずに選考通った(笑)
なんて話を聞くと、
「なんでこんな茨の道を選んだんだろう…」
と思うこともありましたね。

でも、
自分で決めたことだからやりきる!
と思って頑張りました。

勉強や実習を言い訳にしても、それは自分のせいですし、
つらくても乗り越えれば得られるものがある!!
と考えて必死にやっていました。

製薬企業を目指す後輩にエールを!

選考対策としては「自分をつくらない」ことが大事です!
嘘をついたり、誇張したりするとバレます(笑)。
自分をつくらずに選考に臨むと、自分自身も楽です!

あとは「視野を広げる」ことですね。
私自身、就活当初は開発職に進むなんて思ってもいませんでした。

就職活動をしていく中で、新しく知ることも沢山ありますし、
自分の適性が見えてくるものなんだと思います。

あと、つらいこともありますが、就職活動は楽しいです(笑)!
国家試験の勉強に比べたら全然楽しいので、楽しみながら進めてください!

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無事、国家試験も合格されて、4月からは念願の製薬企業勤務がスタートします!

社会人としては「キャリアアップ」も目指されるそうです!
吉田さんらしく、どんなことも(茨の道だとしても)楽しみながらご活躍される姿を楽しみにしています。


■インタビューにご協力くださった学生さん
東邦大学6年 吉田栄子さん

■取材執筆
CBコンサルティング石川紗友里

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