薬学生の皆さんこんにちは!

みなさん健康に過ごせていますか?
試験勉強も、実習も、講義も、プライベートも、
身体も心も健やかじゃないと楽しめないですからね!

さて、先日私は就活中の薬学生さんと食事する機会があり、
その時感じたこと、みなさんにお伝えしたいことがあったので、
特に5年生の皆さんに是非ここで共有できたらと思っています!

気になる企業の絞り込み??

実習を終えた学生さん、今まさに実習中の学生さん、
今年は新型コロナウイルスの影響により、
自由に就職活動ができていない
という声を多く聞いています。

でも就職ってのは自分の将来のこと、
是非真剣に考えて十分な時間をかけて欲しいと思っています。

・ネットで企業のことは大体知れているから大丈夫
・〇〇社は××らしいからきっとこういう働き方ができるだろう
・地元の会社は店舗数が少ないから将来が不安
・合同イベントでの説明が下手だったから見学に行かない
・初任給、手当が少ないから稼げないかな

もしかしてまだこんな目線持ってませんか?
そんな絞り込み方してませんか?

この選び方、

なんだか失敗しそうなニオイしませんか?

そうなんです。
完全に表面的な部分で判断してますよね。
もちろん最終決定はこれが全てではないですが、
先輩たちの中にはこの要素に加えて、
「リクルーターの雰囲気が良かったから」
「〇〇さんと働きたい」
「就活中の友人ができた」
など、他人が決め手になる人もいるようです。

・・・さらに危険。
(その人辞めたらどうするんだろう…)

 

やりたいことがまだ決まっていません!≪お金が欲しい編≫

私が何がいいたいか、というと、

自分がどうなりたいのか、
自分がどうしたいのか、
本当に好きと言えるかどうか、

この辺を軸に進路を決定できるといいような気がします。

やりたいことがある人、夢がある人は、
とにかくそれが実現できるイメージが
具体的に湧く企業をとことん探すといいかもしれません。
将来を熱く語ってくれる若者を応援しない企業はないはずです。
その中で1番価値観が近いところを選ぶといいかもしれませんね。
1企業1回だけではなく、いろんな方といろんな場所でお会いするのもおすすめです!

そしてきっと多いのは、
まだ何も先のことがイメージできていない、
やりたいことがわからない皆さんです。

思い返せば私も就活始めた頃はそんな学生でした。

いいんです。
極論最終的に軸があればなんでもいいと思っています。
軸がなく、見た目の雰囲気や他人に左右されて進路を決めるのが危険なのです。

だからぶっちゃけ「稼ぎたい」が軸でもいいです。
稼ぎたいなら、具体的にいくらほしいのか。
いつまでにどんな生活をしているのがイメージなのか。
稼いだお金はどんな使い方をしたいと思っているのか。
“お金”が欲しい理由、目標を設定することで将来がだいぶ具体的になりそうですよね。

厳しいことを言いますが、企業にとってお金を生み出す力がない人に高い給料は払えません。
言いかえると、大きく変化をなそうとしている薬剤師さんの周辺業界において、
(多くの)患者さん・お客様に必要としてもらえる薬剤師になることが、
ビジネスチャンスを生み出し、企業にとって高い経済効果をも生み出すこととなります。
そして結果的に自身の収入を増やすことができます。

待ってちゃダメなんです!自分で積極的にいかなきゃ!!

こんな働き方、知識や技術を認めてくれる社風や環境かどうかが重要かもしれません!

 

やりたいことがまだ決まっていません!≪趣味を続けたい編≫

「趣味や好きなことを続けたい!」もありですね。
プライベートの時間が作りやすい条件の企業を選ぶのもいいですが、
その好きなことが仕事に活かせたり、仕事の環境と近いものにあると、
普段から好きなことがより近いものになるかもしれません。

色々チャレンジさせてもらえそうな企業なら、
自分の好きなことも日常・普段に反映させるチャンスがありそうですね。

よく、「好きなことを仕事にしています!」逆に「仕事が好きで楽しくて仕方がありません!」
こんな前向きな声をたまに聞いたりします。というか、実際は案外多いものです。

恐らく就職活動をされているとそんなリクルーターさんに出会うかもしれません。
私は普段から色んな薬剤師さんとお話しさせていただく機会がありますが、
皆さん、「大変だよ~~」とか「早く辞めたいね~~」なんて言っていますけど、
私じゃ経験し得ない超レアな体験や感動体験など、
人生観さえ変えてしまうようなことが当たり前の環境にあるようで、
結構それが楽しくハマってしまっている方も少なくないな、と思っています。

また、
「薬局ってそんなこともやっていいんですか?」
「そんなコラボありなんですか?」
「それめっちゃ面白いですね!」
なんてこともあり、
自分の趣味を応用したり、色んな仲間達と、新しいモノ・コトをどんどん作りだして
(公私混同と言われないほどに)
地域に喜んでもらえるサービスを展開されている企業も多数あります。

社会人の人生、寝てる時間以外のほとんどは仕事の時間となってきます。
「薬剤師」という仕事を選んだ場合、それは地域医療における重要な役割を担うこともあるでしょう。
だからこそ、選んだ仕事自体が楽しめそう、
もともと本質的に自分の“好き”に近い職場が選べると良さそうですよね。

 

無駄な経験なんてありません!

自分の価値観を養うためにも、
そして、今しかできないこととしても、
この就活期間にできるだけ多くの企業の話を聞いて
色んな経験をしてください!
(就職しちゃうと他の企業の体験とかできないですしね)

楽しいことも悲しいことも、成功体験も失敗体験も、
どれも貴重な“経験”です!

偏った考え・先入観、他人(SNS)に左右されず、
自らの経験とそれで得た価値観で、
いい判断ができる大人になりましょう!