漫画で話題になっている「アンサングシンデレラ」。
昨日、フジテレビより、主演が石原さとみに決定したことが発表されました。
リアルな薬剤師の姿を描くドラマ
リアルな薬剤師像が描かれていると漫画も好評ですよね!
ついに4月からドラマスタートです。
ー フジテレビ4月期の木曜劇場では石原さとみ主演の薬剤師ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』を放送することが決定した。日本の連ドラ史上初となる、病院薬剤師を主人公にした新・医療ドラマがここに誕生する。
― “アンサング”とは「褒められない」という意味。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの、まだ誰も知らないヒューマンドラマが幕を開ける。
(https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20200081.htmlより引用)
ドラマで薬剤師の未来が変わる?!①
医師、看護師を主役としたドラマは多く、
放射線技師も主役にとりあげられていましたね。
そんな中、待望の薬剤師ドラマ!
業界にどのような影響があるでしょうか。
1つは「ドラマにあこがれて薬剤師を目指す人」が増えること。
以前弊社にて薬学生向けに「薬学部入学理由」を調査しましたが、
「ドラマ・メディアがきっかけ」という学生はゼロでした。
(株式会社CBコンサルティング調査)
【調査概要】
調査手法 :ペーパーアンケート(無記名式)
有効回答数:45人(4年制2人・6年制43人)
調査実施日:2019年3月16日(土) 日本薬学生連盟の年会にて実施
調査対象者:日本薬学生連盟に所属している薬学生 1年~6年生
今の中学生・高校生から
「アンサングシンデレラを見て薬学部を目指しました」という方が、
来年以降、薬学部に入ってくるかもしれませんね。
ドラマで薬剤師の未来が変わる?!②
薬剤師として働いていると
患者さんからのクレームは避けられない…
と伺ったことがあります。
特に、調剤薬局だと待ち時間の長さからクレームが多いことも。
ただしその原因は、
薬剤師がミスをした等、非があるわけではないことがほとんど。
患者さんが「薬剤師は薬をとって渡すだけ」と、
薬剤師の業務内容を理解できていないためだと、考えています。
(筆者自身も、仕事で医療業界に関わるまで、
具体的に薬剤師がどのような仕事をしているのか知りませんでした)
ドラマをきっかけに、
患者さんが薬剤師の業務を理解し、
患者さんのために「縁の下の力持ち」として頑張っていることを知れば、
薬剤師の方へのクレームも軽減されるのではないでしょうか。
薬剤師の未来を変えるドラマになるのでは…とワクワクしています。
ついに4月スタートです!
毎週木曜日22:00~22:54。実習や研究室のあとでも見れますね!